相続のお手伝い②

前回、相続のお手伝いさせて頂いているお嬢様から、早速連絡がありました。相談を受けてからまだ2週間も経たないですが、すでにお父様のご出生からお亡くなりになるまでの戸籍が揃いましたとのご連絡でした。お父様は東京都内でお生まれになったと思っていたようですが、実は九州でお生まれになられてたみたいでした。ですので、九州の役場まで戸籍を取らないといけないということでしたが、お住まいの近くの役場の担当者の方が非常に懇切丁寧に戸籍謄本の取り寄せ方を教えてくれたということで、かなり助かったとおっしゃってました。（役場の方って本当に丁寧で優しい方が多いですよね）。同時進行していた各銀行、各証券会社の残高証明書も全て自宅に送られてきて、なんと2週間も足らずに全ての書類が揃いました。（これをもし銀行の「相続手続きの代行サービス」でお願いしてたら、100万円近くかかっていました）お父様がご遺族の方々の為にかけていた保険契約の証書等も全て揃いました。その過程で、今はほぼ価値がほとんどなくなったゴルフ権が見つかったのですが、確かに今は価値がほとんどなくなったかもしれませんが、そのゴルフ権を使って、お父様とお嬢様ご夫婦でゴルフに行った思い出等が蘇り、その話を私も聞くことができ、非常に感慨深いものがありました。思い出というものは本当にプライスレスですね。

ほぼ書類が揃いましたが、これからが少し専門的な内容が必要である、準確定申告、不動産の時価評価額を算定した上での相続財産の試算、そして相続税の申告、不動産の名義書き換え、等が残ってます。お嬢様は今回は不動産の名義書き換えまで全てご自身でなさるということですので、私も精一杯お役に立てるよう努力する所存で御座います。また改めて進捗状況をご報告したいと思います。